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2019年4月23日 / ブログ

司法書士試験 受験生の皆さんへ

今年も司法書士試験の願書の提出の時期がやってきましたね。

受験生の皆さん、願書提出期間中いつのタイミングで提出しようか迷うんじゃないでしょうか?

私が受験していた頃は、受験番号は願書を提出した順番に1番から決まっていくようになっていました。
(今も変わってないのかな。)

提出期間初日に願書を出しに行くような受験生はきっと受かる自信満々の人たちだと思うので、その人たちと近い席で受験するのは、周りのペンの動きや音の変化(マークシート問題を早々と終えて記述を始めたなど)が感じられて、自分が焦ると思ったので、いつも提出期間の最終日の前日ぐらいに提出に行っていました。

提出期間最後の方に出しに来る受験生はきっとゆったりめ、その中で自分がいちばん解くスピード早く感じられたら、焦ることなく最後まで自分のペースで落ち着いて解けると思ったから。

実際は若い受験番号の人の中にも、合格点に達していない人もいっぱいいるし、後ろの方の受験番号にも余裕で合格点の人もいると思うけど。

この試験は、試験当日のそういうちょっとした自分の気持ちをも意識的に操作しながら受けないと、どんなに模試などでいつも合格判定を出していても本番で全力を出せない試験なのです。

さらに言うと、受験生の数の多い大阪会場じゃなくて、受験生の数が少なくピリピリムードが少しでも少ない和歌山会場を選んで受験していました。

私の場合、この「最終日近くに願書を提出する&ゆったりした会場で受験する作戦」で、試験当日も落ち着いて問題を解くことができ、最終的には全国で95番目という高得点で合格しました!!

もちろん願書提出のタイミングだけでは絶対合格しません。
合格点に達する勉強は当然にしているうえで、試験当日自分の力を一番発揮しやすい環境で受験してください、ということです。

勉強について言えば、この試験はほんとに細かいところまで正確に勉強しないと合格しない試験です。

私も合格した年は、覚えなきゃいけないこと・自分が忘れやすいことを書いた紙を部屋中に貼りまくって常に覚えるようにしていましたし、車の中では民法の条文をずっと読んでくれているCDを聞いていました。直前期に音楽なんか聞いていたら時間もったいないですよ。
睡眠時間はもちろん削りましたし、その頃まだ小さかった娘と遊んであげたいけどその遊ぶ時間も削って、本当にぼろぼろになりながら勉強してました。

(部屋中こんな感じでした。)

今、民法の条文のCDと書きましたが、民法に限らずどの科目も結局「条文」が一番大事!
準用とかあってめんどくさいけど、めんどくさがらずに解けなかった問題は特に、必ず条文に立ち返ってください。

それに条文を根拠にする癖をつけると、試験に生かされるだけでなく、実務をするようになってから、生かされます!
前もこうしたからいける、や、いつもそうしている、で仕事はできないですからね。
仕事をしていてなにか判断しないといけない場面になったとき、必ず法律がどうなっているのかに基づいて判断していくことになります。
結局条文なのです!

中には受験のセンスがあって、パッと合格する人もいるでしょう。
でも大抵そうではないです!
努力して努力して努力して、そしてさらに努力した人が受かります。

受験生の皆さん、あと3か月弱本気で、「もうこれ以上勉強できない」っていうぐらい勉強してください!
勉強した事実が、試験当日の自信につながります。

私が受験生時代、予備校の先生から頂いて、この応援メッセージのおかげで、試験直前期そして試験当日の最後の最後の16時まであきらめずにがんばれた応援メッセージがあります。
もともと予備校からのはがきに書いてあった先生の応援メッセージなので私の言葉ではないですが、もしかしたら受験生の皆さんの中にも響いて、それで頑張れて合格する人が増えてほしい!ので、最後にこのメッセージをくれた先生に感謝して、受験生の皆さんにもこのメッセージをご紹介します。

「折れそうになる心に
100戦100勝すれば
本試験で絶対負けません。
最後まで頑張ってください。」

皆さん、頑張って合格を勝ち取ってください。

(投稿者:角野佳奈)